日曜劇場「VIVANT」について、二話までを考察(雑文?)してみました。
まずは、予告映像の考察から。
①出雲大社
結婚式のシーンに「あのマーク(家紋)」が出てくる。
出雲大社の神紋「二重亀甲に剣花菱(にじゅうきっこうにけんはなびし)」
(出雲系の神紋は、亀甲紋がベースになっている)
出雲大社でお祀りしている大己貴命(おおなむちのみこと)は「北」を守る神。
この神紋の由来は、北の守り神「玄武(げんぶ)」で、亀の甲羅模様を模っている。
②神田明神
柚木薫、ジャミーン、ドラムが参拝しているシーン。
神田明神は、出雲系の氏族が、大己貴命=大国主(おおくにぬし)を祖神として祀ったのに始まる。
③布多天神社(ふだてんじんしゃ)
乃木が参拝していた東京都調布市にある神社。御祭神は「少名毘古那(すくなびこな)」で、出雲大社の御祭神「大国主」とは兄弟神(正確には義兄弟)。「播磨国風土記」や「出雲国風土記」には、2柱の神が一緒に稲を運ぶ様子(国作りに励む様子?)が描かれています。乃木の二重人格は、この二神のメタファーかも。もしそうであれば、気が強い方の乃木の人格は、時期に消えることになる。
・温厚な性格の「大国主」は、波乱万丈な人生をおくる。
・力は弱いが性格が強い「少名毘古那」は、新しい知識、技術で「大国主」を助ける。
このドラマは、日本神話(出雲神話)がベースになっているのかもしれません。
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毛利家に仕えた乃木家の本姓は出雲源氏・佐々木氏とされている。
この流れを汲んでいるのが、日露戦争で有名な日本陸軍「乃木希典」。
・乃木家=「出雲系の氏族(北を守る氏族)」という位置づけ?
・乃木家と分家「玉木家」とは双輪の関係。
・乃木憂助は偽名かもしれないので、実は「玉木」あるいは「佐々木」の可能性あり。
・乃木玉木家の家紋は「井筒系」。あのマークと似た家紋もある(三つ井桁、細輪に三つ割り井桁)
・出雲源氏の家紋「花輪違(七宝に花角)」から中央部分「花角」を除いた「七宝紋」部分が、丸菱商事の会社ロゴに似ている。
・ちなみに、出雲大社の神紋「二重亀甲に剣花菱」から中央部分「剣花菱」を除いた「亀甲紋」部分が、テントが掲げたマークににている。
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・西岡英子大使がバルカに弱腰な理由は?弱みを握られている?
・ロシアへ渡るための偽装パスポートを西岡大使が用意したことと関係あり?
・西岡=白兎、ワニズ=ワニ、本土=ロシア。この関係性が「因幡の白兎(稻羽之素菟)」と同じ構図?
・ロシアが「テント」を使って周辺国(バルカを含む)や「出雲系氏族」を牽制という構図も考えられる。
・兎=宇佐美哲也とするのは安直な発想か? 宇佐美がワニズ達を利用してロシアへ送金。
・ワニズ達とは、「アリ=カーン」「アル=ザイール」そして「ワニズ」
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おまけ
①VIVANT宣伝ポスターの5人と、CIAサムの部屋にあるフィギアとがリンク?
(制作サイドのお遊びか?)
・(松坂桃李)= 銭形 幸一(ICPO)
・柚木薫 = 峰 不二子(女スパイ)
・乃木憂助 = ルパン三世
・野崎守 = 石川 五右ェ門
・(役所広司)= 次元 大介・・・原作では兄と妹がいる(憂助の父と母とリンク?)
②三話に出てくる「ウルトラセブン」も気になるところ。
・「三世」の次は「セブン」。数字のお遊びか?
以上です。(下記URLチャンネル内にも同様のコメントを残しました)
■ログ1【ヤギシタ-ドラマ解説-内のコメント】https://www.youtube.com/watch?v=xas5u0JWYtI
■ログ2【メディア考察A内のコメント】https://www.youtube.com/watch?v=acKT_IhO03o